Surface Pro 7 購入の経緯
先日、秋葉原でノコノコ歩いていると、怪しいパキスタン人の店員に声を掛けられ、
店に陳列されていたsurface Pro 7を見せられました。
何やら、大量入荷したとのことで、値段を下げて売っているようでした。
4.5万円程度で、Surface Pro 7 Core i5 16GBメモリ、SSD256GBで比較的綺麗なタイプカバーが付いていたので、
バッテリーの状態と、画面の状態などを見たうえで購入しました。
営業かけられて購入したケースは初めてですが、
まさかジャンクではない保証がついているパソコンを買う日が来るとは思いませんでした。
(MacBookですらラクマで買ってる…)
しかし、タイプカバー付きで16GBメモリのモデルがこの値段で買えるとは思っていませんでした。
購入したSurface Pro 7のスペック
マイクロソフト Surface Pro 7 / Office H&B 2019 搭載 / 12.3インチ /第10世代 Core-i5 / 16GB / 256GB / ...
CPU | クアッド コア第 10 世代 Intel® Core™ i5-1035G4 プロセッサ |
メモリ | 16 GB LPDDR4x RAM |
SSD | 東芝製 256GB NVME |
画面 | 画面: 12.3 インチ PixelSense™ ディスプレイ | 解像度: 2736 x 1824 (267 PPI) 縦横比: 3:2 タッチ: 10 ポイント マルチタッチ
各種センサー | 環境光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、電子コンパス |
接続 | 1 x USB-C® | 1 x USB-A 3.5 mm ヘッドホン ジャック 1 x Surface Connect ポート Surface タイプ カバー ポート4 MicroSDXC カード リーダー
OS | Windows 11 Pro |
Surface Pro 7は、後からメモリを増やしたりストレージを変更することはできません。
メモリ16GBモデルが買えたのは僥倖でした。
なお、MicroSDカードスロットがあるため、Androidのように容量は拡張できます。
速度はSSDほどではないですが、取り急ぎ256GBのMicroSDカードを挿入し、内蔵容量を合計500GB程度に拡張しました。
KIOXIA(キオクシア) 旧東芝メモリ microSD 256GB UHS-I Class10 (最大読出速度100MB/s) Nintendo Switch動...
また、以下のタイプカバーもついてきました
Surface Pro 7 レビュー
Surface Pro 7 が向いている人
- 外で文章を書く人
- 荷物を減らしたい人
- Windowsの方が使い慣れている人
- 作業的にハイスペックは不要な人
- PCのファンの音が気になる人
- 絵を描く人
- 寝転がって使ったり、タブレットとしても使いたい人
など、多岐に渡りますが、
Surface Pro 7 以降のSurface Proであれば、下手なビジネス用PCを買うよりは間違いなくお勧めです。
Surface Pro 7 の良い所
画面の解像度が高く、縦に長い
2736 x 1824 (267 PPI) と、同サイズ帯のタブレットPCと比べても特出して高解像度です。
解像度が高い=それだけ多くの情報を表示できます。
また、縦長な画面 (1824px)も効率アップに寄与します。
通常の1920×1080と比べて、800px近くも縦に長く、その分当然情報が多く表示できます。
ブログ執筆時やオフィス製品を操作する際もそうですが、縦長だとその分コンテンツの表示領域が多く、
一目で見れる範囲が広く作業効率が高いです。
また、3:2のアスペクト比は、一眼レフのセンサーの比率と同じです。
写真を表示する場合など、高精細に余白を少なく映せると思います。
本体が軽い
700g代の本体に、タイプカバーを付けても1kg程度。
持ち歩きにも困りません。
iPad系と比べれば重量はありますが、
別にごろ寝紙芝居ゲーム用として考えても著しく重たくはないです。
USB Type-C端子がついている
1世代前の、Surface Pro 6までは、type-c端子が付いていませんでした。
type-cがついていれば、充電もできますし、Amazonに大量にある、USB-c用のハブ(本来はMacBookに使うようなもの)もかなり利用可能です。
例えば、以下のようなものを使えば、
家に帰ってきて刺すだけで、デスクトップのように使えます。
電源供給も可能なので、線を1本差すだけです。
USB C ハブ 7in1 usb ハブ type-c ドッキングステーション type c 5Gbps高速データ転送 USB-Aポート 4K@60H...
ただし、私は家にRyzen 9 5950xのデスクトップPCがあるため、
よほどの事が無い限りはあえてSurfaceをデスクトップ利用することは無いと思います。
タイプカバーが使いやすい
見た目ペラペラに見えるタイプカバーですが、かなり作りはしっかりしています。
打ちやすさ自体は、正直MacBook系とそん色ないレベルまで来ていると思います。
ただし打鍵音が若干大きいのと、トラックパットの使い心地はやあhりMacに分があります。
本体の質が良い
スペックだけでPCを買うと、キーボードが使いづらかったり、カメラの性能が低かったり、
スペック表に現れない所で使いにくい要素がポロポロ出てくるような事は結構あります。
Surface Pro は、Microsoftの看板商品なだけあって、製品作りに手を抜いていません。
本体は頑丈だし、安定性も高くカメラやタッチパネルの品質、タイプカバーのキーボードに至るまで、きちんと使いやすくなっています。
これが、Surface Pro が、同製品群でも高い理由で、中古でも値下がりしにくい理由なのだと考えます。
Surface Pro 7 の良くない所
バッテリー制限が50%しか選べない
バッテリーの劣化を抑えるために、充電の最大容量を抑え気味にする機能があります。
他社製品だと、80%制限にできたり60%制限にできたり…といったバッテリーの消耗を抑えつつ、どこまで充電するかを選べたりします。(もちろん選べない製品もありますが)
Surface Pro 7は、恐らく常時電源接続前提で、50%迄充電 or 100%迄充電 のどちらかしか選べません。
せめて、80%くらいの設定があったら使いやすいやすかったのに…と思います。
SSDが交換できない
後継機のSurface Pro 7+では、SSDを交換することができるようになっています。
残念ながら、Surface7 無印までは、SSDは基盤直付けになっていて交換することができません。
(プロジャンカーなら、メモリとコントローラーを付け替えたりするのかもですが…)
今となっては、ベゼルが広い
Surface Pro 8以降と比べると、ベゼルが広いです。
画面領域が広い方がより使いやすいため、このあたりどうしても気になる人は、Surface Pro 8以降をご検討ください。
(ただし、値段は高いので、予算とのトレードオフだと思います)
マイクロソフト Surface Pro 8 / Office H&B 2021 搭載 / 13インチ /第11世代 Core-i5 /8GB/256GB / プラチ...
バッテリー交換が大変そう
皆さんも多くの方はそうだと思いますが…
私がPCを買うときは、分解難易度を先に調べます。
Surfaceは、何をやるにもまず画面から外さなければなりません。
この画面、実は超強力な粘着テープで止まっており、液晶が割れないように保護しながらはがすのは至難の業です。
少なくとも、専用の道具が必要ですし、失敗するリスクもかなり高いです。
製品寿命を決定する重要なものなのに、メンテナンス性が非常に悪く、
挙句のはてには100%か50%しか選択できないバッテリー保護モードなど、このあたりの取り回しがあまり良くない印象を受けました。
その他、追加で買ったものなど
Surface Pro 専用ケース
Fintie for Microsoft Surface Pro 7 Plus 2021 /Pro 7 /Pro 6 /Pro 5 2017 /Pro 4 / Pro 3 ケース 専用ス...
これを使っています。
特に持ち運ぶときは、このケースを付けていると安心です。
理由は、分厚めの素材でできており、曲がらないからです。
元々タイプカバーを付けた状態なので、液晶へのダメージ等は少ないと思うのですが、こちらのケースであれば更に固い面で保護できるのと、使いたいときは直ぐに使える状態に展開できるので、かなり気に入っています。
値段も安いです。
アンチグレアの保護フィルム
ビジネスPCの多くは映り込みを嫌い、アンチグレアタイプの液晶が多いと思いますが、Surfaceシリーズに関しては、光沢液晶が使われています。
実はMacもiPadも光沢液晶/有機EL なのですが、おそらく発色が良く見えるため使われている側面もあると思います。
個人的には、映り込み(特に喫茶店等で作業するときは、席を選べず光源が反射して見づらくなるなど)を気にしているので、アンチグレアにしてもらえたらよかったのですが…。
以下のようなフィルムを貼ることで、後からアンチグレアにすることもできます。
PDA工房 Surface Pro 7 (2019年モデル) / Surface Pro 7+ (2022年モデル) PerfectShield 保護 フィルム [前...
こちらで、かなり不要な反射を抑えられて、目に優しく作業できていると思います。
Bluetooth マウス
キーボードは使いやすいのですが、トラックパットはまだまだMacに及びません。
というか、公式でセット品のマウスを売っているくらいなので、Surfaceはマウスを用意する前提で考えても良いと思います。
サンワサプライ Bluetooth4.0マウス BlueLED 5ボタン 左右対称 1600dpi(2段階切替) 小型 ホワイト MA-BTBL171W
※今はこのブラックVerを使っています。
最後に
中古価格のこなれてきたSurface Pro 7ですが、性能的にも不満は無く、ファンレスで持ち運びに適しており、
画面も高解像度でタイプカバーのキーボードも使いやすく、かなり優等生なPCだと思います。
特にタイプカバーは、壊れたり汚れても簡単に買い替える事ができます。
今まで、ノートPCにコーヒーでも零そうものなら、すぐ故障したと思いますが、Surfaceであれば個別でキーボードを買えば終わりです。
MacBookやiPadと比べても、比較的安く中古が手に入りやすいうえ、Winタブなので紙芝居ゲームをごろ寝しながら遊べるというアドバンテージもあります。
全てのエロゲーマーがSurfaceに帰ってくると信じて、本日は筆を置きます。
気付いたらFanzaで買っていました。
オススメです。※1はプレイ済
それでは。