防湿庫 Re:CLEAN RC-180L レビュー【in NEUTRAL】

防湿庫「RC-180L」を購入した経緯

皆さん、カメラはどこに保管していますか?
Kixiは、つい先日までメタルラックにカメラもレンズも適当に放置していました。

レンズはカビに弱く、実際オールドレンズのひとつにカビが発生しているのを発見。
大事な機材のため、防湿庫を検討することにしました。

防湿庫検討

しかし防湿庫は高いです。
Kixiは持っている機材もなぜか多いため、100L以上の機種に絞って調べてみましたが、中々手が出ません。

こんなもの買えない。

そんな中、容量対の価格が安い(コスパの高い)防湿庫を見つけて購入しました。
まだあまりレビューが見つからなかったので、参考になれば幸いです。

防湿庫 Re:CLEAN RC-180L

防湿庫 Re:CLEAN RC-180L

180Lの容量がありながら、40000円以下。
Kixiは楽天のポイントが30000ポイントくらい余っていたので、楽天で購入しました。

RC-180L レビュー

良いところ

コスパが良い

とにかく、4万円台で180Lの防湿庫は他には中々ありません。
デジタル一眼カメラ4台に、フィルムカメラ4台、レンズたくさん(10本以上あります)を収納しても、まだ余裕があります。

デザインが良い

公式サイトより

防湿庫 Re:CLEAN RC-180L 参考画像

デザインに主張が無く、使いやすいです。

目立つロゴ等も無いので、部屋の隅にそっと置いても主張し過ぎず中々良いと思います。

日本製の、アナログ防湿計も良い味を出しています。

稼働音が静か

現在寝室に置いているのですが、稼働音が気になったことはありません。
完全に無音です。

サイズ感が丁度良い

カメラ4台と、レンズ10個程度であれば、ディスプレイ可能。
それ以上多くなると、見えない所にレンズを格納する必要が出てくるとは思います。
奥も含めると、容量のキャパシティは相当あります。

高さも丁度よく、上に更に何か物を置くこともできます。

5年保証

品質に自信があるのだと思います。

実際、連続稼働が前提の製品なので、保証が長いのは安心できますね。

筐体がスチール製

筐体がスチール製で非常に頑丈です。
また、鉄なので磁石がくっつきます。
⇒中や外に、磁石を使ってものを固定する事ができます。

真っ黒で無地な筐体なので、撮影した写真を側面に磁石で飾っても良いと思います。

改善してほしい所

ドアをかなり開けないと、トレーを引き出せない

トレーは引き出せる構造になっているのですが、ドアを相当開けないと引っ張り出せません。

Kixiは、奥にあまり物を入れていないのでまだ良いのですが、奥までギチギチに入れる人は、引き出しにくいのはデメリットだと思います。

ライトが無い

180Lでこの値段なので仕方ないとは思いますが、高級機にはドアを開けると見やすいようにライトで照らしてくれる機種があります。

後付けはかなり難易度が高いので、ライト付きであれば尚良かったと思います。

中にコンセントが無い

もし中にコンセントがあれば、充電しながら置いておくなど使い勝手がより良かったと思います。
また、ライトの設置も比較的容易だったはず。

緩衝材(スポンジ)の臭い

もはや機能的な問題では無いのですが、機材が傷つかないようにトレー毎に敷かれているスポンジが、結構臭います。

なんか科学薬品っぽい臭いというか…、スポンジーな香りが結構強いです。

定量的な湿度指定ができない

つまみを使って、相対的な湿度指定しかできません。
例えば、冷蔵庫でも、「夏」「冬」みたいに曖昧な設定をする機種もあれば、厳密に温度設定できる機種もあると思います。
当機種は、厳密な湿度管理はできず、10段階くらいのメモリを選択して、除湿の強さを調整する必要があります。

といっても、今のところ30%を切った事は無いので、デフォルトの設定から弄る必要はなさそうです。
もし多湿だったり、湿度が大きく変わるような環境であれば、湿度を指定した設定が可能な機種の方が都合が良いでしょう。

最後に

この値段で180Lの防湿庫が手に入るとは思っていませんでした。

上記で述べた、細かい使い勝手に関してはまだまだ課題もありますが、
防湿庫の機能=「レンズやカメラをカビや劣化から守る」といった観点では全く問題ありません。

適当に機材を転がしている人。
大切な機材のために、ぜひ防湿庫をご検討ください。

それでは。