どこのご家庭にも一台はある、サーバー用無停電電源装置(UPS)。
そのバッテリー交換をしましたので、こちらにメモを書いておこうと思います。
まずはこいつの前蓋を開けます。
割りと本気で引っ張らないと取れないのですが、全力を出しすぎても外れた瞬間ケーブルが断線する恐れがありますので、揺するように少しずつ外すのがいいと思われます。
外れたら、上部に2つあるネジをドライバーで外します。
そして、手前の金属の板を外せば、すぐにバッテリーがあります。
たったこれだけの手順でバッテリーにアクセスできるのも、稼働中に素早く交換できるように考えられているんですね。
ちなみに当然ですが、電源を入れたままバッテリーの交換が可能ですので、電源を切りたくない環境の場合はそのままでも交換が可能です。
バッテリーを引っ張りだして、黒と赤のケーブルをそれぞれ引き抜きます。
左が古い方。右が今から交換する新しいバッテリーです。
古い方の真ん中に2つのバッテリーを接続する為のコードがついていますので、こちらは外して新しい方に付け替えます。
バッテリーは2つで1つ扱いでして、新しい方2つを強力な両面テープ的なのでくっつけないといけません。
元から入っていたバッテリーを参考に、くっつけてください。
僕は両面テープなんて無かったので、
こうして、
こうしました。
バッテリー引っ張りだす時に便利なこいつも
無理やり付けました。
(しっかり固定します)
後は、バッテリーを接続、元の場所に戻して終了です。
ちゃんと電源を引っこ抜いても動作していますね。
動作テストついでに、何分間の使用に耐えられるか実験してみました。
僕のメインPCと使用しているモニター2つ。
これを停電時何分間運用できるか試してみようと思います。
メインPC
・CPU:PhenomⅡ 945 (3Ghzx4)
・VGA:HD5770
を定格で利用しています。
後、馬鹿みたいにUSB機器がついてる(10個以上)上、HDDが四台もあるので、消費電力は未知数です。
・電源:GIGABYTEの500w 80+Bronze
ディスプレイ
・BenQ G2420
かなり光度を下げてるので、消費電力はそこまでないかも。
最高光度の20%以下です。
・IO-DATE の17インチのやつ。
こちらも光度かなり下げてます。
上記の環境で、UPSランプ4つの状態からランプ1つになるまでの時間を計測したいと思います。
何故ランプ4つからかというと、交換してから2年後には80%くらいの性能になると言われているからです。(使用方法や温度等によって差がでます)
つまり今回出る数字で二年間大丈夫というわけです。(適当)
決して充電が面倒だった訳ではありません。
途中でFULLHDの動画を再生したりして、ずっとアイドル状態では無いようにしました。
結果
ランプ4つからランプ1つになるまで掛かった時間です。
ランプ3つ減るのに掛かった時間が24分だと考えると、
5つ全部無くなるまで40分程もつ事が分かります。
作業中のデータを保存してシャットダウンする時間稼ぎには少々オーバースペックな気もします。
みなさんも是非買ってみてください。
高い。
オークションとかで中古を買って、
バッテリーだけ交換が安上がりです。
使えるバッテリー。
それでは、長文失礼致しました。