4K 43インチモニタ購入!
デカイ
購入したディスプレイ
型落ちですが、秋葉原で格安で売っていたので買ってしまいました。
なんと、中古で付属品はCD以外全て揃って、24000円でした!
ちなみに何故か発送手配不可で、手で持って帰りました。 電車で死にそうになりました。
「BDM4350UC/11」のスペック
画面・表示
液晶パネルの種類 | IPS LCD |
バックライトの種類 | W-LED システム |
パネルサイズ | 42.51 インチ(108 cm) |
有効表示領域 | 941.2(横)x 529.4(縦) |
画面コーティング | アンチグレア、3H、ヘイズ 1% |
縦横比 | 16:9 |
最適分解能 | 3840 x 2160(60Hz の場合) |
応答時間(標準値) | 5 ミリ秒(GTG)* |
明るさ | 300 cd/m² |
コントラスト比 | 1200:1 |
SmartContrast | 50,000,000:1 |
ピクセルピッチ | 0.2451 x 0.2451mm |
表示角度 | 178º(横)/178º(縦) |
画像拡張 | SmartImage |
Flicker-Free | 有 |
表示色数 | 約10 億 7000 万色 |
スキャン周波数 | VGA/HDMI:30 ~ 99 kHz、DP:30 ~ 160 kHz(H)/ VGA:56 ~ 80 Hz、HDMI/DP:23 ~ 80 Hz(V) |
MHL | 1080P @ 60Hz |
sRGB | 96~105% |
入出力端子・その他
入力端子 |
|
オーディオ(入/出) |
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内蔵スピーカー | 7 W x 2 |
MultiView |
|
VESA マウント | 200x200mm |
消費電力 | ・輝度:最大:80W ・輝度:中央:46~50W ・輝度:最低:30~35w |
4K 43インチの使用感
とにかくデカイです。 残念ながら、視界には全ての表示領域は入りません。
「4Kの領域を全て使わないなら意味が無いのでは…?」 と思った人も居るかと思いますが、落ち着いて考えてください。 デュアルディスプレイで、両方のディスプレイを常に視界に入れている人はどれくらい居るでしょうか?
デュアルディスプレイでも、結局片方のメインディスプレイを見つつ、とりあえず表示しておきたいものや動画を垂れ流したり、作業場所として開いておいて見比べて使ったり、それぞれ並べて視線を動かしながら作業する事が大半だと思います。
それらの使い道は、全て4Kの巨大なモニターで賄う事ができます。
とりあえず表示・動画の垂れ流し
ウインドウモードで適当に表示して流しておけばOK。
どうせアニメは1080pだし、Kixiもアニメを流して作業する時は、右上にウインドウを持っていって再生しています。 Twitterなんかは、縦長にウインドウをサイズ変更して、適当に端に寄せればOK。
LINEやブラウザも、縦長にして余った空間に移動するだけですね。
ウインドウの枠にとらわれず、眼の前に広がる巨大な空間の好きな場所にウインドウを配置できます。 マウス操作でマルチディスプレイの場所をパレットみたいに好きな場所に移動できるイメージですね。
Windows10では、ジェスチャーも四隅に対して使えます。 (ウインドウを掴んで、四隅にドラッグするときれいに四分割して表示してくれます)
作業場所として開いておいて見比べて使用
上記で記載した通り、ジェスチャーで簡単に並べられます。
ベゼルが無い分、左右での比較もやりやすいと思います。 また、FULLHDよりも2倍縦長で表示できるため、プログラムを見比べたり、DIFF結果を表示しても快適です。
Kixiがよく使う配置
こんな感じが多いです。
43インチととにかくサイズが大きいので、画面上部の目線から外れるエリアを「とりあえず表示しておきたいウインドウ」エリアにしておいて、 左下のwqhdくらいのエリアをメインウインドウに使っています。
余った右の方に、資料表示や調べ物等に使うサブウインドウを配置しています。 ブログを書く時は、主にこんな感じで使っていて、非常に快適です。
「BDM4350UC/11」のレビュー
サイズ
とにかくデカイ。
デスクを選ばないと、スピーカーがはみ出ます。 (Kixiもはみ出てます) VESAマウントに対応しているので、ディスプレイアームが使える人は、検討しても良いかもしれません。
ハーフグレア
ハーフグレアなので、前に使っていたグレア液晶よりはかなり映り込みが抑えられています。
ですが、全く写り込まない訳では無いので、後ろに窓がある場合など(強い光源がある場合)は、反射して見えづらい事もあります。
IPS液晶
IPS液晶なので、色の再現性や視野角は問題ありません。
画面から1mくらいの位置から、一番離れた四隅を見ても、色に変化は感じられません。
フリッカーフリー
目に優しいフリッカーフリー搭載。 正直、使用感に違いはあまり感じません。
低消費電力
画面は少し暗めにしています。 実測で測った人によれば、30w台だとか…。
4K 60Hz液晶で、30w台は相当に低消費電力だと思います。
FullHD液晶1台でもこれいくらい行く機種はあるし、デュアルディスプレイ、トリプルディスプレイにすれば、掛け算で消費電力が増えてゆきます。 ディスプレイを1枚にまとめる理由の一つになりそうです。
残像
この液晶パネル特有のものかもしれませんが、同じ所にずっと同じ色を表示していると、残像として残る事があります。 (DELLのXPSの液晶パネルでも同じような現象がありました。)
数分放置すれば消えますが、気になる人はそのあたりも調べてディスプレイを買ったほうが良さそうです。
【2019年夏】今お買い得な4K 40インチ前後のディスプレイ
LGのディスプレイです。 完全に上位互換ですね。
HDRなど、最近出てきた機能もついています。 映像制作用に買っている人もいるみたいです。
4Kディスプレイを買う時の注意点
ある程度PCにスペックが必要です。
映像出力が対応しているか?
「数年前のPCだけど、当時のハイエンドグラボがついてるから大丈夫」 とか思っていませんか?
4K 60Hz出力するためには、様々な条件を満たす必要があります。
出力端子
Displayport(ver1.2以降) か、HDMI(ver2.0以降)を搭載している必要があります。
※広く普及しているHDMI1.4は、4K 30Hzまでしか対応していません。
グラフィックチップ
全部を書く訳にはいかないので、代表的な世代を書いておきます。
・内蔵GPU Intel HD Graphics 4600以降 →Haswell世代のCore i5、i7以降
・GPUカード AMD:HD7000シリーズ以降 NVIDIA:GT640~
※GTXは950以降 以上は、全てDisplayPortによる接続で、4K60Hzに対応しています。
HDMI 2.0は、もっと最近のグラボにしか搭載していませんので、テレビ等をモニタの代用にしようとしている人は注意してください。 よく安売りしてある下記のようなモニターは、出力端子がHDMIしか無かったりするので、4K60Hzで使おうとするとグラフィックボードやPC本体の買い替えが必要になる場合があります。
※安いかわりに、入力端子等が一部省略されているので注意。(HDMIのみしか搭載されていないなど) ただ、変換アダプタを使えば使用できるので、その出費を踏まえても安ければ購入しても良いと思います。
サイズ
ドットバイドット表示で、小さすぎない結構余裕なドットピッチだと思います。
イメージ的には、21インチのモニターが4台くらい上下左右に並んでいる感じで使えます。
逆にキレイなフォントで使いたいなど、拡大設定ありきで買うならもう少し小さいサイズの方が扱いやすいと思います。
最後に
モニターは一度大きくしたら戻れません…。
最初にデュアルディスプレイにした時も戻れないと思いましたが、今回の4K43インチも快適すぎて戻れそうにありません。
FULLHDの呪縛から、みなさん解き放たれてください。
それでは!