自宅サーバーに振り回されている諸兄に告ぐ。
今すぐ掃除をしろ!
掃除をするために、新しくサーバーを生やすのです!
事の経緯
自宅サーバーを運用してそろそろ2年。
ずっと放置気味だったのですが、久しぶりに耳を近づけてみるとファンの回転数がいつもより高い気がする。
なんかファンの音がうるさい…。
ノーメンテの運用を2年。
相当ホコリが溜まっているであろう事から目をそらし続けていました。
掃除をするためにもう一台生やす
きちんと掃除をするためには、サーバーを一度止めなければならない。
サーバーを止めれば当ブログもダウンする。
それは嫌だ!
という訳で、ほぼ同じ構成のサーバーを、自宅に転がっているパーツから錬成しました。
自宅サーバー(サブ)の主なスペック | |
CPU | Core i7 2600 |
メモリ | 16GB (4G*4) |
HDD | 500GB |
電源 | 300W |
その他 |
PCI接続の有線LAN 1000GBit接続 |
※全て自宅に余っているパーツで構成されています。何も追加で買っていません…
やはりサーバーは簡単に生えてきますね。
このサブサーバーを動かしている間に、メインサーバーの掃除を進める寸法です。
掃除の準備
当然、自宅サーバー(サブ)を生やしただけでは役に立ちません。
稼働させるための準備が必要です
この準備が、掃除そのものよりも何十倍も面倒でした。
自宅サーバー(サブ)へEsxiをインストール
当然、Esxiが動いている必要があります。
kusanagiはEsxi上で動いているので、Esxiがインストールされていなければ話になりません。
注意
core i7 2600をお使いの方は、Esxi 6.5をお使いください。
→なぜか6.7ではインストール中に落ちました。
自宅サーバー(サブ)へkusanagiの仮想イメージをコピー
Kixiは日次バックアップを取っていたため、それをメインの自宅サーバーのWEBコンソールからPCのローカルにダウンロード。
ダウンロードしたファイルを、自宅サーバー(サブ)のWEBコンソールを開いてアップロード。
注意
※Esxi以外のファイルシステムに持ってくると、圧縮されていたファイルが未圧縮状態で落ちてくるため注意してください。
→ディスク容量として指定したままのサイズで落ちてきます。
予め自宅サーバー(サブ)を起動
メインを起動する前に、予め起動させて待機しておく。
そうする事で、ダウンタイムを最小限に抑える事ができます。
注意
IPアドレスの競合を防ぐため、自宅サーバー(サブ)の下記のチェックを外してネットワークから切断した状態で待機させておくこと。
メインサーバーを落とす
電源断!
コンソールからシャットダウンする。
自宅サーバー(サブ)のネットワークを活性に
チェックを付けて保存するだけ。
注意
自宅サーバー(メイン)シャットダウン実行後、該当のIPアドレスがping出来なくなってからチェックを付けてください。
動作確認
外部から(スマホ等で)自分のブログにアクセスできるか確認する。
もしアクセスできなければ、自宅サーバー(サブ)のネットワークアダプタを切断し、自宅サーバー(メイン)を立ち上げる事で戻せます。
通常通りアクセスできる事を確認した後、サーバーの掃除を開始します。
自宅サーバー(メイン)掃除開始!
やばいほこり…
詳細は割愛しますが、あまりにもひどい状態だった事をお伝えしておきます。
換気必須。
おすすめ掃除道具
エアダスターは必須です
ほこりを飛ばします。
正直、コレがなければ掃除は不可能でした…。
ドライバー
PCの分解に使います。
クイックル的な
これでササッと大きな埃はとれます。
というか、大物は先に回収しないと、エアダスターで部屋が阿鼻叫喚な事になります…。
シリコンスプレー
KURE [ 呉工業 ] シリコンスプレ- (420ml) [ For Mechanical Maintenance ] 潤滑・離系剤 [ 工具...
ファンの潤滑に使います。
うるさいファンも、意外とコレで静かになったりします。
最後に
自宅サーバーは大変です。
運用の知識も必要だし、こういった掃除的な作業からは逃げられません。
でも、きっとその先に幸せがあると信じて、この面倒な自宅サーバーの運用を続けていこうと思います。
同士募集中!
それでは!