無線LANが混線して遅い/繋がらない時の対処法【5Ghz対応機器一覧有】

無線LAN同士が干渉/混線して遅い時の対処法

無線LAN子機 5Ghz帯対応方法

みなさんは無線LANを使っていますか? 昨今、有線で接続している人はかなり減ったと思います。

しかし、無線LANユーザーが増えたせいで、無線LAN同士が干渉してしまい、全然繋がらなかったり速度が出ないような状況も見られるようになってきました。

家ルーターも、テザリングもポケットWifiも全て無線LANなので、集合住宅などではすぐに干渉を起こしてしまいます。
Kixiの家も、最近無線LANユーザーが増えたのか、10個近く電波を拾うようになってしまい、電波干渉のせいか速度が落ちてきました。

この「無線LAN同士の干渉」を防ぐ方法は2種類あります。

チャンネルを変える

無線LANのチャンネルを変える事で、混線を防ぐ事ができます。

しかし、どちらにしろ3つ以上の無線LANアクセスポイントが存在した場合は干渉が発生していまいます。
※干渉=即座に使えなくなる訳ではありません。通信効率が落ちて、速度低下や接続が不安定になる可能性がある…くらいの認識で問題ないです。 また、これは広く使用されている2.4Ghzの無線LANを想定しています。

また、このチャンネル設定は基本的には自動で行われるため、手動で変更して改善する見込みは非常に薄いです。

周波数を変える

実は、干渉を起こしにくい周波数が制定されています。 それは5Ghz帯。 5Ghz帯は、無線LANくらいでしか使われていない周波数なので、2.4Ghzのように無線マウスやBluetooth、電子レンジなどの干渉を受けません。

また、19chの”独立した“チャンネルが存在するため、同時に19までの無線LANを許容してくれます。

5Ghzの無線LANを使うには?

5Ghz帯の無線LANを使うには、当然ネットワーク機器が5Ghz帯に対応している必要があります。

  • ルーターが対応していること
  • 子機が対応していること

以上の2つが対応している必要があります。 ルーターは、型番で検索して頂いて、5Ghz帯に対応しているか確認してください。

確認方法

11ac/n/a/g/b 商品説明などで、このように「a」が含まれているものは、5Ghz帯に対応している無線LANになります。 子機も同様です。 また、そのまま2.4Ghz/5Ghz両対応 などと書かれていることもあります。 もし対応していない機器があった場合は、対応機器を用意する必要があります。

5Ghz帯に対応している機器

評価を見た上で、なるべく安い5Ghz対応機器を選定しました。 (2016年12月更新)

ルーター編

このあたりが、買いやすい値段で5Ghzに対応しつつ、評価も悪くないルーターになります。

無線LAN子機編

以上が、5Ghzに対応しているUSB接続の無線LAN子機です。

子機の中では「ELECOM WDC-433DU2HBK」が、対応機器では最安のようです。

まとめ

昔に比べて、5Ghz帯に対応した機器は増えてきました。
iPhoneは 5s以降の機種で対応し、Androidは恐らく2013年以降の機種は対応していると思われます。

WiMAXなどのモバイルルーターも最近は5Ghz帯に対応しているので、混線の影響を受けないように、そして混線の原因にならないように積極的に5Ghz帯を使っていきたいですね。

ただし、5Ghz帯は「屋内での使用」しか許されていないため、使用場所は自宅や屋内の作業場所などに絞ってお使いください。

それでは!