MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2013) レビュー【2018年における実用性】

MacBook Pro 13インチ (Late 2013) Retina レビュー

MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2013)
「MacBook pro 13インチ 2013 late Retina」を使い初めて1年が経ちました。
型番的には、me865j/a。A1502です。

スペック表

ディスプレイ 2,560 x 1,600ピクセル(Retina)
プロセッサ i5-4258U @ 2.4 GHz
メモリ 8GB
SSD 256GB (PCIe)
GPU Intel Iris Graphics
拡張性 Thunderbolt 2ポート(最大20Gbps) x 2
USB 3ポート(最大5Gbps) x 2
HDMIポート x 1
ヘッドフォンポート
SDXCカードスロット
無線LAN、Bluetooth 802.11ac  IEEE 802.11a/b/g/nに対応
Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジー
バッテリー 最大9時間のワイヤレスインターネット閲覧
最大9時間のiTunesムービー再生
最大30日のスタンバイ時間

大事な所はこのあたりでしょうか。
上記スペックを2018年も後半に差し掛かった今、実用に足るのかレビューしてみようと思います。
中古で購入を検討している人は、ぜひ参考にされてください。

使用感・レビュー

ディスプレイ

Retinaディスプレイです。
今のMacBookやMacBook Proと変わりません。
非常に綺麗です。
写真の現像等はCore i7、メモリ24GBのデスクトップよりこちらのMacBookで行う事が多いです。

プロセッサ

「i5-4258U」が搭載されています。
MacBook Proを何に使用するかで、快適度が変わってきます。

動画編集などヘヴィな用途

このCPUでは力不足を感じる事もあるかと思います。
15インチのMacBookを狙ってみてください。

ネットサーフィン、簡単な開発など

EclipseやXcode等は普通に動きます。
iPhoneのエミュレーターも普通に動きました。
当然、インターネットブラウジングくらいだと、全く問題ありません。

具体的なスペック

MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2013) CPU スペック ベンチマーク
この表で行くと、i5-5200U < i5-4258U < i7-2630QM
といった感じ。
スコア的には、i7-2630QMと1000くらい離れていますが、QMシリーズはコア数が倍、スレッド数も倍あるハイエンドシリーズです。
i7-2630QMは2011年と古いCPUですが、Sandy BridgeはCoreiシリーズの中でもかなりスペックが向上した時期のCPU。
ここから性能が伸び悩み、Sandy Bridgeおじさんという人種(Sandy Bridgeから意地でも買い換えない)という負の遺産を作り出しました。
ちなみに、今このブログを公開しているサーバーも、Sandy BridgeのCore i7 2600です。
詳細はこちら。

【仮想化】自宅サーバーへ移行しました【VMWare Esxi&kusanagi】

2018年のCPUと比較

2011年のノート用ハイエンドCPUに迫るスペックである事は分かりましたが、2018年のPCからすれば、どれくらいのスペックなのでしょうか?
まず、 i5-4258Uのスペックから。
MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2013) i5 4256U
スコア:4081
次は、MacBook Pro 13インチ 2017年モデルに搭載されているCPU「i5-7267U」のスコア。
MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2017) i5 7267U
スコア:5098
CPUのスペックとしては2017年モデルの方が、約1.2倍速いようです。
近年、CPUはかなり伸び悩んでいる事が分かります。

メモリ

8GB。
必要十分です。
仮想環境のWindowsをガッツリ使う人は、16GBモデルを検討してみても良いかと思います。

SSD

書き込み、読み込み共に700MB/s程出るようです。

出展:新型MacBook Pro Retina(Late 2013)のCPU/GPU/SSD/iTunes/Photoshop等(Early 2013)と比較ベンチマーク PCIe SSDは前機種よりも2倍高速

この世代からSSDが高速なPCIe接続になりました。
※一世代前はSATA接続です。

GPU

一世代前と比べて、約の性能を誇っています。
(一世代前) Intel HD Graphics 4000 → Intel Iris Graphics
一世代前のMacBook Proと、2017年モデルに搭載されている「Intel Iris Plus Graphics 640」と比較してみます。

Intel HD Graphics 4000 (2013 early)

MacBook Pro Retina 13インチ (early 2013)
スコア:455

Intel Iris Graphics(当機種 2013 late)

MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2013) GPU ベンチマーク
スコア:745
※13インチは5100、15インチは5200を搭載しているとの事です。

Intel Iris Plus Graphics 640(2017年モデル)

MacBook Pro Retina 13インチ (Late 2017) GPU ベンチマーク
スコア:1387

GPUまとめ

たった半年発売時期が違うだけで、GPU性能が倍くらい違います。

拡張性

MacBook2016 Lateから廃止されたSDカードスロット等があります。
カメラを持ち歩き、そのまま現像したりするので、SDカードスロットは必須です。
もちろん、無ければカードリーダーを持ち運ぶだけなのですが、最初から付いていた方が楽に決まっています。
HDMIポートもあるのでモニターへの接続も楽です。

バッテリー

販売からかなり時間が経っている気がしますが、まだまだ持ちます。
6時間くらいは持つ気がします(試していませんが…)
Chromeを使うと、消費が速い傾向にあります。

まとめ

MacBook Pro 13インチの「2013 Late」と「2013 early」のスペックの差は大きい。
しかし、中古の値段はそこまで変わらないため、2013 late以降を狙った方が良い。
MacBook Pro 13インチ 2013年モデルと2017年モデルの性能差は以下の通り
CPU:4081 : 5098
2017年モデルが1.2倍程高性能

GPU:745:1387
2017年モデルが1.8倍程高性能
になります。
つまり、その性能で十分な人は、選択肢の一つになると思います。
少なくとも2018年現在、Kixiは普段使いで困ることは全くありません。
MacBook pro 13インチ (Late 2013)を使っている人や中古で狙っている人は、よければ参考にしてください。
それでは!