5万くらい掛けて
福岡へ帰省しました。
東京にはコミケが、そして友人から別件で写真撮影へ誘われるなどイベントが控えていましたが、あえて福岡へ帰省しました。
そこに地獄が待っている事は知っていました。
注意:3000字以上の長編なので、興味のない方は戻ってください。
登場人物
- Kixi
筆者。
東京から福岡へ帰省し、軽音の洗礼を受ける。
- ハゲ
今回車を出してくれたハゲ。
一番まともだけど、悪乗りは最悪レベル。
- パン屋
軽音のやばさを適切に理解し、一定の距離を取る事に成功している。
今回も途中で無事離脱を果たした。
- フリーター
フリーター。
親の加護のもと生存。
10年くらい同じジャンバーを着ている。
- 無職
無職。無職寿命は春までらしい。
貯金は20万。
顎が尖っている。
- バックラー
バイトをバックレる事に長けた御仁。
正社員の話が出てから辞める、翌日午前9時からバイトなのに、深夜のカラオケにストロングゼロ4本飲んだ後に来るなど、荒れた行動が目立つ。
携帯が壊れたまま放置しているせいで、会えたらレアみたいな位置付け。
- ヒモ
鹿児島でヒモをしている。
肌が浅黒く、近年はハゲとしか交流が無い。
唯一肩書きが学生。
スケジュール
12/28 事故物件ホテルへ宿泊
名古屋で忘年会がありました。
1次会で抜け出しましたが、福岡行きへの新幹線には間に合わず…
飛び込みで入ったホテルが、見事に大島てるに掲載されていました。
特になにもありませんでしたが、眠りは確実に浅くなりました。
12/29 フリーター家泊まり
新幹線を探してみましたが、どこもいっぱいで予約不可。
仕方なく、ジェットスターを予約して、中部国際空港から福岡空港へ。
福岡空港から、フリーター家まで行ってその日はそのまま泊まりました。
ちなみに、フリーター部屋には布団一枚分を除いてほぼ足の踏み場もない状況で、この時点で若干の厳しさを感じつつも、なんとか例年と同じ年末レベルを保っていました。
例年の年末レベルを保てたのはここまででした。
12/30 軽音忘年会
地獄の軽音忘年会 in福岡 2018の開催です。
5人集まりましたが、正社員は2人。
フリーターが1人。
パン屋が1人。
無職が1人の組み合わせ。
1.焼肉屋
一次会は焼肉屋。
以前、50円の網交換を誰が払うかで論争が起きた、曰く付きの焼肉屋です。
今回は、そもそもそんな論争が出るほど盛り上がらずに、ただ粛々と肉を食べて終了しました。
特に良さげな会話もありませんでした。
この時点で、この集まりのヤバさを肌で感じ始めます。
2.音楽バー
薬院にある、音楽バーへ行きました。
全員軽音楽部でしたが、そもそも弾ける曲が絶妙に噛み合っておらず、ひたすら別々に演奏する迷惑な客に成り下がります。
無職氏に至っては、他の客が来ても無言で引き続ける恐怖の象徴のような存在になっていました。
3.基山(佐賀県)のウエスト
ついに気が狂いました。
薬院→基山のウエストへ辿り着いた経緯は、話すと長くなりますが、要約すると下記のようになります。
・車で天神を出る
・行き先が決まらない
・今回不参加のメンバー(鹿児島でヒモしてる)へ会いに行く流れに
・ひたすら三号線を南下
・腹ごしらえで入ったウエスト基山店で正気に戻って、三号線をひたすら戻る
4.和白巡礼
基山→和白へ。
何故か北へ戻りすぎて和白へ行きました。
基山ウエストの時点ですでに一人(パン屋)脱落していましたが、残ったメンバーがしぶとすぎて、誰もストッパーになりません。
12時頃出たはずが、おそらく4時過ぎくらいまで車でウロウロしていたと思います。
12/31 シングルベットに男4人…
和白から博多へ戻った一行は、無職宅へなだれ込みます。
しかしそこには寝具は1つしかなく、(しかも数年使いっぱなしレベルの布団、枕等がセットになったやつ…)
その絶望的な状況で、疲労と寒さからか、男四人がシングルベッドに群がります。
写真を載せたいところでしたが、誰も得しないので控えます。
とにかくひどかったし、ここのホコリで鼻が無事死にました。
朝になったら、フリーター家の荷物を回収して、夜には実家へ避難しました。
31〜1日昼までは実家で過ごしました。
1/1 すべてのスケジュールが消え去る実家
ほんとは祖父母宅へ帰省する予定でしたが、管理している親戚へ連絡が取れない的なことを親が言っていました。
2日に行く予定なのに連絡が取れない異常性に、仕方なくいとこ等へ確認のLINEを入れてみると、祖父母宅を管理している親戚が入院しているらしい。
祖父母宅は電気、水道が止まり、とても帰省できる状況ではないので、帰省話は無かった事になりました。
ハゲ(今回車を出しているハゲ)と合流して、何故か朝倉へ。
夜中3時頃、ジョイフル甘木店で絶望していました。
1/2 バックラーと合流、その後放流
朝倉で夜を越し、無職氏を拾って懐かしのピッソリーノへ行きました。
(朝倉から博多まではおそらく2時間くらい掛かりました)
今回忘年会に参加していなかったメンバー(フリーター。正社員になる直前でバックレた1級バックラー)と合流しようとして、失敗。
バックラー氏は、携帯電話が壊れたまま修理していないので連絡がつかないのです。
実家へ電話して、母親に取り次いでもらうという小学生的な方法でなんとか連絡して、夜中にカラオケで合流します。
すでにストロングゼロ4本キメてたバックラーは、メガチューハイ的なものを2杯飲んで死んていました。
そして、一人タクシーで帰っていきました。
なお、この時最初焼き肉に参加していたフリーターがインフルに掛かっている事が発覚し、シングルベットを共有したメンバーが笑顔になりました。
1/3 無職宅で2人
ハゲ(今回車を出しているハゲ)が翌日仕事なので、無職宅へ降ろされました。
Kixiと無職のシングルベットでの熱い夜が始まりました。
昔作った自作PCを未だにノーメンテで使っていたので、清掃と電源交換、SSD化したりしました。
5年間ノーメンテのホコリは筆舌に尽くし難いものがありました。
1/4 地獄のゲイバーはしご
ハゲ(今回車を出しているハゲ)が仕事なので、とりあえずKixi、無職、バックラーが天神で集まりました。
当然行き先は無く、男三人でダイエーに行って、Kixiのパンツだけ買うなど意味不明な行動をした後、警固公園へ。
カップルや親子連れが集まるなか、電飾された謎電車を眺めながら、男三人で今回の年末年始のヤバさを再認識しました。
その後、王将→餃子屋 など意味不明なはしごで慣らしたあと、ダーツバーへ行きました。
1.ダーツバー
1500円でソフトドリンク飲み放題、投げ放題だと聞いていたら、無職による嘘情報でした。
ダーツは別料金で、負けた人が次のゲーム料金を払うシステム(最低400円から^^)で恐怖のダーツが始まりました。
軽音部員らしく、誰かが損をするとなると急に実力を発揮しだして、ガチ素人とは思えないプレイが始まりました。
結局、嘘情報を流した無職だけ1回も負けずに、バックラーはまた死んでダーツバーから離脱しました。
2.ゲイバー(1件目)
無職のススメ(消去法)で、住吉のゲイバーへ行くことに。
(この前に中洲を無駄に練り歩いてどこにも入らないイベントがありましたが、割愛します)
まーた無職情報が嘘で、行こうとしていたゲイバーが会員制。
となりのゲイバーをドアを開けてみると、音に反応したゲイ(スーツのおっさん)が音に気づいて招き入れてくれました。
1件目は、おっさんとゲイバーのママと、自分たちだけだったので、住吉の歩き方等を教えてもらって、次のおすすめの店も聞いて店をあとにしました。
ドリンク代は、スーツのおっさんが払ってくれたので、チャージ料だけ払って店を出ました。
3.ゲイバー(2件目)
地獄。
微妙なキャストに当たって気を使いながら喋ったり、そもそもカラオケの音がデカすぎて何も聞こえなかったり…。
しかも、カウンターには、さっき別れたハズのスーツのおっさん(ゲイ)がベロベロに酔っていて、絡んできました。
何故か、ここでも1杯おごられ、ボディタッチが始まったので恐怖を感じながらなんとか退店しました。
4.ウエスト(締め)
ウエストで締め。
今年の年末年始はのヤバさを痛感し、来年以降へ思いを馳せながらのウエスト納めとなりました。
来年の帰省をどうするかは、もう一度考えようと思います…
まとめ
地獄