ねんどろいど&アトムレンズ
1、2年くらい前に、福岡を出る前に頂いたフィギュアの一つで、忍に続く我が家の家宝。 奇しくも、このレンズとフィギュアは同じ人から譲っていただきました。 2等身フィギュアの中では、随一のクオリティを誇るねんどろいどシリーズを、60年前のアトムレンズは描写しきれるのか。
撮影機材
「ねんどろいど インセイン・ブラック★ロックシューター」の撮影に使用した機材。
PENTAX K-3
いつもの。
asahi super-takumar 55mm f1.8
1962年に発売された、旭光学工業のPENTAXブランドレンズ。 35mm判換算55mm ⇒ APSC換算80mm付近。 f1.8の中望遠として使えます。 レンズの詳細は下記から。
放射性物質であるトリウムが使われている禁断のレンズ。
PENTAX AF540FGZ
1世代前ではあるが最上位モデルのストロボ。 室内なので、バウンズ撮影に使いました。
ディフューザー
バウンズさせるためほとんどつけない状態でしたが、何枚かは付けて撮りました。
ねんどろいど インセイン・ブラック★ロックシューター
60年前のレンズだと思って見てください。 全て開放F1.8での撮影。 クリックで拡大可能です。(長辺1920*)
まとめ
古いレンズなので、45cmまでしか寄れないです。
しかし、APSCセンサーで使うと80mm付近になるので、フィギュアの全身撮影にはギリギリ困らない画角で撮影できます。
ボケはかなり美しいですが、その分被写界深度も驚くほど狭いです。
これをマニュアルフォーカスで撮影するには、もうライブビューを使うしかない。
ミラーレスとオールドレンズの相性がいいとかよく聞きますが、それはライブビュー前提だからな気がします。
しかし、PENTAX MXとかいうフィルムカメラで見たら、ファインダーでもピントの山が分かりやすかったので、現代のデジイチの「ピント合わせ<構図の確認」みたいなファインダー特性からくるものか…。
イベントなどの撮影で、このレンズを使える自信は無いですが、スタジオなどゆっくり撮影できる場所ならMFオールドレンズもアリだと思います。
あるいは、ライブビューを使って、マニュアルフォーカスに慣れればイベントなどでも実用範囲になるかもしれません。 きっとポートレートでは化けるレンズ。 それでは!
おまけ
同じく「asahi super-takumar 55mm f1.8」で撮影。