今更漫画GUNSLINGER GIRL 全15巻を読んだ感想など

はじめに

GUNSLINGER GIRL

このお盆期間、Youtubeで色んなアニメの一挙配信がありました。
以前(恐らく中学生の頃)なぜか1話で見るのをやめてしまったガンスリンガーガールが配信対象になっていたので、見ました。

昔から2chのオススメアニメのコピペ等でよく出てきた気がするのですが、エルフィンリートとかと並んでいた気がするので食指が伸びず…。
今回改めて見たところ、ダークな雰囲気や悲しい設定が良すぎて、気付いたら漫画を全巻買っていたので、ここに日記として残しておこうと思います。

もし見ていない人は、まず履修してきてください。

https://youtu.be/YSKZOYAkhqg

履修後、Wikipediaを見ると、もはやこの記事を見る必要はありません。
Wikiの充実度で、この作品がどれだけ愛されているかが分かると思います。

アニメは1期、2期ありますが、1期=漫画の雰囲気です。
私は2期をまだ見ていないですが、1期の履修後に漫画を全巻買いました。

GUNSLINGER GIRL(1) (電撃コミックス)

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相田 裕
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発売日: 2014/05/01
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ざっくりあらすじ

「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」[4]

物語の舞台は架空の現代イタリアを中心としたヨーロッパであり、物語の直前にバルカン半島における紛争により核兵器が使用されている。イタリアは国内に地域間対立や思想対立を抱え、テロや暗殺などの暴力が絶えなかった。数年前には、『ブルーパージ』と呼ばれるアメリカのレッドパージに似た右翼主義者と看做された者達への公職追放が行われ、登場人物の中には疑いを掛けられて組織から追放された者も多い[5]。イタリア政府・首相府は、表向きには障害者への様々な支援を行う組織として公益法人「社会福祉公社」を設立する。しかしその実態は、身体に障害を持った少女たちを集め、身体の改造と洗脳を行い、反政府組織に対する暗殺をはじめとした超法規的活動を行わせる闇の面を持った組織だった。少女たちは、「義体」と呼ばれる人工の肉体と引き換えに、時に危険すら顧みられることなく銃を手に戦う運命を背負わされた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/GUNSLINGER_GIRL

Wikiからの引用です。

ガンスリンガーガールの何が良かったか

こういったガンアクションものは、最近だとリコリスリコイルなどがあったと思いますが、
ガンスリンガーガールはひたすらに硬派です。
シリアルパートが続くのが無理であれば、あまりお勧めできません。
コードギアスのシリアス回がひたすら続いても耐えられる人や、「イリヤの空、UFOの夏」などに耐えられた人にはお勧めです。

義体の設定

例えば、ヒロインの一人「ヘンリエッタ」は、殺された家族の隣で一晩中暴行を受けて瀕死の重症を負ったのち、PTSDになる。
自殺を望んていた所を「社会福祉公社」担当官ジョゼに選ばれて、義体化された。

その他のヒロインも、スナッフムービーに使われて死にかけた所を回収されるなど壮絶な過去を持つものが多い。

義体化される際には、公社と担当官に歯向かわないように、「条件付け」という薬物・暗示・電気信号等を使った洗脳によって過去の記憶は全て封印されて、兵器として扱われることになる。

義体化と条件付けにより、義体の寿命は非常に短い。
(明記されていませんが、第2世代で5〜7年だったので、物語のメインとなる第一世代は2〜3年だったことが想像できます)

また寿命が近づくと、味覚障害、薬物依存の症状や、副作用による脳の萎縮などにより記憶障害(アルツハイマーに近い症状)が見られます。

この、副作用、特に記憶を無くしていくことに向き合えないヒロイン達の姿も見どころの一つです。
いつか大好きな担当官のことも忘れてしまうのではないか、と言う恐怖。しかしその心すら「条件付け」の影響がどれだけあるかわからない。

義体と担当官の関係

義体1体に対して、担当官が一人つきます。
この関係を公社ではフラテッロ(イタリア語で兄弟)と呼びますが、その義体の扱い方は担当官によって様々です。

妹のように扱う人もいれば、道具としてしか扱わない人、部下のように扱う人、恋人のように扱う人など…。
この人たちの群像劇も見応えがありますが、それと別軸で政治的な動きが色こくなっていきます。

ストーリーが進むにつれ、苛烈になっていく戦い、戦闘と副作用でボロボロになっていく義体。
その義体と向き合う担当官。向き合えない担当官。

その関係性も見どころの一つです。

最後に

兵器の少女がガンアクションをする!と言う設定の作品は他にもありますが、ガンスリンガーガールは、アクションの爽快感や少女の可愛らしさよりずっと、兵器である事の苦悩や、兵器になったことで起こるどうしようもないこと、未来への閉塞感を描いた作品でした。

とても悲しい話であるはずなのに、終わりが近づいていく中でも、ひたすらもがく登場人物達にきっと感情を揺さぶられるのだと思います。

ヘンリエッタが一番好きでした。

それでは。

※再三書きますが、こんな感想を読むより、漫画を全て読んだ後にWikipediaを上から読んだ方が良いと思います。

2期のOPですが、映像は1期のものですね。(2期の評判の悪さがよくわかります)

EDもオススメ。