楽天モバイルを使い始めたきっかけ
スマホの料金を抑えたい目論見は、私の中で古くからあり、SoftbankとAUをNMPで何度も行き来したり、LINE Mobileを使ってみるなど、色々試してはいました。
しかし、AUやソフトバンクは思ったより安くならず、Lineモバイルは昼休みの時間帯に考えられないほど遅くなるなど、格安SIMの良くない所も分かってきて、次の身を振り方を考えていた時に、楽天モバイルの存在を知りました。
通信量が定額&通話料が無料であること、独自回線であることに惹かれて、端末買い換えのタイミング(2020年)に楽天モバイルへ乗り換えました。
楽天モバイル 4年間使ったレビュー
2020年から、4年間利用しました。
楽天モバイルのメリット
データ通信量が安い
以下のような料金展開です。
3GBまで | 968円 (税込) |
20GBまで | 2,068円 (税込) |
20GB以上(無制限) | 3,168円 (税込) |
最初からプランを選ぶタイプではなく、実際に使った実績に応じて自動的に変わります。
例えば、在宅が多い月は20GB迄に収まるし、通勤や長期連休で家にあまり居ない時は20GB以上になる…など、勝手に適切な料金で請求してくれる所が使い勝手が良い所以だと思います。
自分でプランを考える必要がありません。
通話料が無料
Rakuten Linkアプリを経由した発信が、無料です。
特に制限はありませんが、有料の電話(例えばコールセンターへ繋がるお問い合わせ系など)はお金が掛かります。
それ以外は一切料金が掛からないため、非常に分かりやすいです。
独自回線ではあるが、田舎でも繋がりやすい
そこまで僻地へ行ったことは無いのですが、福岡県の田舎でも繋がりましたし、京都でも山口でも千葉の山奥でも繋がりました。
地域差による不便は、感じたことがありません。
楽天モバイル デメリット
屋内や電車での繋がりにくさ
これはよく言われている事ではありますが、屋内での繋がりにくさは他キャリアと比べて群を抜いて悪いです。
最近はまだ改善してきたと思うのですが、それでも室内や地下に弱く、よく圏外になります。
最近の傾向だと、ビル上層階は良くて、どちらかというと飲食店の地下などで繋がらないケースが非常に多い印象です。
PayPayが使えないケースもあるので(QRをこちらが読み込むパターン)ご注意ください。
また、JRの駅直結のシャポーの地下など、都内であっても全く繋がらなくなるスポットがあり、大変不便です。
電車で移動中などは、パケ詰まりのような挙動があり、一度機内モードにして解除するまでずっと繋がりにくい事もあります。
端末代を割賦で払うと、そんなに安くない
楽天モバイルで端末を買うと、ただローンを組んで支払っているだけになります。
端末代も特別に安い訳ではないので、楽天モバイルで端末を揃えようとしている人は、最終的に月額いくら払うのかをちゃんと試算してみてください。
私の場合は、48回払い(手数料なし)でiPhone12 256GBを買いましたが、
20GBを超える想定(最大)で見た月々の支払いは
楽天モバイル通信量 | 3,281円 |
楽天モバイル製品代 | 2,548円 |
合計 | 5,829円 |
となってしまい、結局大手で端末代金のサービス等を受けて購入する金額と差は無くなってきてしまいました。
自前で端末を用意できるか?が最終的に支払う金額を左右するポイントだと思います。
今ある端末を使い回す予定の人には、おすすめです。
新しく端末を買う人は、楽天で買っても割引などはありませんのでご注意ください。
まとめ
コストを重視しつつ、自身で細かいことを決めるのが面倒くさいと感じる人には、楽天モバイルはおすすめです。
プランも1つだけで、概ね細かく調整した各社格安SIMプランと同等レベルの値段です。
弱点が、地下や電車で移動中などの繋がりにくさ。
ここに耐えられるなら、楽天モバイルにしてみても良いと思います。
私は、引き続き使い続ける予定です。
それでは!