【iPhone 13 Pro】AppleCare+の期限ギリギリでエクスプレス交換した話(返送タイミングで期限切れ)

はじめに

iPhoneを新しくする方法はいくつかあります。
例えば、最新のものを新品で買っても、キャリアの分割で買ってもいいですし、中古ショップで買ってもいいでしょう。メルカリやヤフオクで買う方法もあります(あまりお勧めしませんが…)

今回は、抜け穴的に、旧モデル(iPhone 13 Pro 256GB)の新品を安く手に入れた方法をご紹介します。

入手方法

ざっくり言うと…

iPhone 13 Pro (256GB) を同僚から安めに譲ってもらう

iPhone 13Pro→iPhone 15Proに買い替えるタイミングだったようで、Appleの下取り価格と同等の値段で譲ってもらいました。
注目ポイントとしては、「Apple Care+」に入っていたことです。

Apple Care+ の期限内に、エクスプレス交換を申し込む (12,900円)

Apple Care+という、Appleの有償サポートは、「ユーザー」ではなく「端末」に対して付いています。
よって、端末を移譲したところで、有償サポートの継続中は、各種サービスを受ける事ができます。

その中でも、エクスプレス交換は定額(iPhoneの場合は12,900円)で、本体を新品に交換できるサービスです。

エクスプレス交換はAppleのサポートページ等から申し込むことができますが、最終的にはiPhoneのメッセージでやりとりをすることになります。
正直、電話よりも楽で、昔と比べて交換の敷居は相当に低いと思いました。

今回、7/27にアップルケアの期限が切れる所、サポートへの連絡は7/25の夜に行いました。
このようなギリギリの状態でも、対応頂けました。

サポートへの連絡

ここでは、確実に「エクスプレス交換したい」旨申し付けた方が良いです。
また、私の場合は、暗所で特定の色を画面全体で表示すると、ピクトアイコンやホームバーに若干の焼き付きが見られたので、
その旨も書きました。(運がいいと、無償交換になるのでは…という淡い期待です)

みなさんも、普段は気付かないだけで、実は不良個所等がある可能性があるので、交換したい理由として何かしら用意しておくとよいかもしれません。

クレカ与信登録

郵送でエクスプレス交換する場合は、一旦クレカで端末の代金を支払う必要があります。
※端末を返送しなかった場合は、そのまま決済が確定されます。
※端末を返送した場合は、キャンセルor部分確定(12900円を除く金額がキャンセルor返金)される認識です。

このあたりは、端末を返送してからしばらく時間を置いた後、動くと思われます。
この間、与信枠として20万円くらいあったほうが安心です。

ちなみに、iPhone 13 Pro 256GB の場合、
一時的に149,800円の与信枠が確保されました。

この与信枠が取れないとエクスプレス交換へ進めないため、ご注意ください。

iPhoneの位置情報OFF

返送するときに、設定するように案内されます。
※設定できない故障状況であれば、別の案内となる可能性があります。(iCloud上から変更でしょうか)

iPhone初期化

初期化の方法も、チャットでリンクが送られてきます。
基本、設定の一般から初期化していくルートなのですが、必ずiTunesでバックアップを取っておく必要があります。
※取らないと、新規のiPhoneとして設定することになりますが、ESIM等の場合は移行できない可能性があります。

交換品受け取り・返送

後は、新しいiPhone受け取りと同時に、初期化したiPhoneをヤマトの配達員に渡して、こちらの対応は終了です。

注意点

AppleCare+の期限について

今回期限ギリギリで、iPhoneの返送自体は8月に入ってから行いました。
念のため、前の持ち主に「AppleCare+」の1か月更新を依頼していましたが、以下のような謎状況になりました。

・送り返すiPhoneのAppleCare+は7/27に切れている
・新しいiPhoneに、8/27迄のAppleCare+がついている
→そもそも新品の交換品なので、AppleCare+をつけなくても90日間は製品保証がついています。

上記状態で、もしかしたら有機ELの不具合で無償になる可能性が秘めている旧iPhoneの保証が切れてしまっているため、
エクスプレス交換費用が有効なのか、有機ELの不良が認められて無償交換になるのか…の判断をする前に
保証期限が切れていることになります。

念のためAppleに確認しましたが、
上記の状態の場合は、AppleCare+の保証が効くとのことでした。

恐らく…ですが、エクスプレス交換を申し込んで、特定のステータスになる迄に期限が切れていなければ、
そのまま無償になる仕組みだと理解しました。

特定のステータス=交換品の発送
だと考えています。

3営業日以内を目標に交換品を発送するサービスなので、
念のためAppleCareが切れる4営業日前迄に、交換品手配の手順がすべて終わっていれば、恐らく問題無いかと思われます。
(やる場合は自己責任でお願いします)

交換品の受け取り期限について

私の場合、交換品の発送後に出張で家を空ける事になりました。

確認したところ、ヤマト運輸で1週間は預かってくれるそうなので、
一週間以内に受け取って交換品を返送すれば問題無いと思われます。

1点気になるのが、交換品を発送してから10日以内に故障品が戻ってこなければ、
仮決済中のiPhoneの金額で決済が通るとの案内が来ていたことです。

あまりにもギリギリで対応すると、このあたりのやり取りが煩雑になる可能性があるため、
早めに受け取り・返送できるようにするとトラブルが少ないと考えられます。

その場で交換だと、iPhone→iPhoneの直接移行ができない

実は、交換品を受け取って、手元の端末を一旦返送しない方法もあるようなのですが、個人的には返送期限もある中でリスキーだと考えます。
基本は、受け取りと同時に返送が一番期間が短くお勧めではあります。

もし使用中の端末を返送する場合、
PCでのバックアップや、必要な情報の事前のメモなどが必要になるかと思います。

私の場合は、
・iPhone12 (メインで使っているもの)
・iPhone 13Pro (送り返すもの)
・iPhone 13Pro (届いたもの)

といった状態だったので、返送後にiPhone12から直接移行できました。

移行に関する、汎用的な注意点

LINEのトークが一部消える場合がある

同僚がiCloudからの復元をしていたのですが、
iCloudバックアップしたタイミングによっては、最新バックアップ移行のトークが消える事象が発生していました。

私は、LINEにログインしなおした所すべてのトークが見れましたが、環境や状況によってはトークの履歴が消える可能性があります。
念のため、直前にバックアップはしておいた方が良いかもしれません。

三菱UFJ銀行のアプリで、再度ログイン・端末登録?が必要

三菱UFJのアプリを使っている方は、最悪郵送による本人確認が発生します。
※免許証や電話での確認もできます。

すぐ使う予定がある人は、事前にIDや口座番号、店番号などをメモしておくとスムーズです。

ESIMは、iPhone→iPhoneの直移行時であれば、移行可能?

私は楽天モバイルだったのですが、そのまま移行しますか?と聞かれたので、「はい」を選んで移行できました。
プロファイル等も、自動で入ったようです。

これが、すべてのEsimで有効かはわかりませんので、場合によってはESIM再発行が必要なケースがあるかもしれません。
ご自身のキャリアが対応しているか確認し、時間帯によっては即日発行できない場合などもあると思うので、
移行を始めるタイミングにご注意ください。

最後に

最新のiPhoneを買わなくても普段使いで重さを感じることはありません。
iPhone 3Gの頃は、メモリが少なすぎて次のモデルを買わないとまともに動かないこともありましたが、最近のiPhoneにおいてはそのような事はありません(重いゲームをするなら別だと思いますが…)

また、今回は手元にある不要なPCを2万円で売れるので、差し引き金額が安く済んだ事も大きな要因です。

iPhone 13 Proであれば、少なくともあと3年くらいは十分に使えると思うのと、
カメラ性能が上がることは、私の趣味(写真)からしても有用だと考えて、この度は買い替えて良かったと考えることにしました。

最終的に掛かった費用と差し引き想定金額

iPhone購入 +60,000
PC売り -20,000
エクスプレス交換 +12,900
iPhone 12 売り -35000(仮 ※状態によってはもっと増える可能性あり)

今のiPhone12 256GBとの差し引き想定額:
17,900円

となります。

この手出しで、3年使ったiPhone12から新品のiPhone 13Proになるのであれば、アリだな、と考えた次第です。
(iPhone12のバッテリー交換をするのと、大差ない金額です)

皆さんも、周りに最新のiPhoneへ買い替える人が居たら、お古を譲ってもらえないか相談するのも良いと思います。