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WORLD END ECONOMiCA

プレイしました。
狼と香辛料の作者がシナリオを担当しているようで、今回も金や取引に関係する話でした。
といっても、時代は近未来。
場所は月です。
取引方法も、狼と香辛料の時とは全然違って、株取引になっております。

こんな感じ
思ったよりも設定が凝っていて、作者はかなり株関係の関連書籍を読み漁ったのではないのでしょうか。
登場人物も個性的で、
ハガナが可愛かった。
最初はその高慢な態度に腹が立つけど、徐々に懐いてくる所が素晴らしい。
警戒心丸出しの動物が時間を掛けて懐いてくれたら多分あんな感じなんだろうな

ストーリー

主人公は、月で生まれ育った16歳。
目下家出中で、あやしいネットカフェで株取引をして生活している。
三ヶ月程で、手持ちの2000ムールは72000ムールにまで膨れ上がっていた。
彼は、警察に見つからないように逃げながら手足を伸ばせない生活をしていて、ひょんな事からとある教会に匿ってもらう事になる。
みたいな。

投資以外にも、きちんと人間模様も描かれていて、最後はどこまでも予想を裏切る展開で締めてくれました。
この作品、全部で三部作になっておりまして、現在二部作まで出ています。

気になった方は、安さに釣られて一部作目を買うことの無いように。
二部作目には一部作目も同梱されています。
二部作目には一部作目も同梱されています。
ちくしょう…
一応体験版もありますが、かなり物足りなかったです。
気になる方はこちらにあります。
魔法使いの夜以来に久々にノベルゲーをプレイしました。
静かに三部作完結を待ちます。
それでは!